マチュ・ピチュ
マチュ・ピチュ は、15世紀のインカ帝国の遺跡で、アンデス山麓に属するペルーのウルバンバ谷に沿った山の尾根(標高2,430m)にある。
当時、インカ帝国の首都はクスコで、標高3,400mに位置する。標高2,430mのマチュ・ピチュから、さらに約千メートル高い場所にその首...
ホルヘ・チャベス国際空港
ホルヘ・チャベス国際空港(ホルヘ・チャベスこくさいくうこう、スペイン語: Aeropuerto Internacional Jorge Chávez)は、ペルーの首都、リマにある国際空港。空港名は航空黎明期のパイロットで、当時の高度記録を打ち立てたホルヘ・チャベスにちなむ。
タンボマチャイ
スペイン語の「タンボマチャイ(Tambomachay)」は、インカの公用語であるケチュア語の「tanpu mach'ay」からの音写で、「tanpu」は宿泊施設、「mach'ay」休息所という意味。「聖なる泉」とも呼ばれる。
小規模な谷の一方の斜面に石組みによって建設された沐浴場、もう一...
太陽神殿
太陽神殿はインカ帝国時代に各地に建立された太陽信仰を司る宮殿。信仰の中心となったクスコに建てられたコリカンチャが知られている。黄金の板で装飾され、神像をはじめ数多くの黄金製品が納められていたが、スペイン人の征服活動によりそのほとんどが破壊・略奪されてし...
ウルバンバ川
ウルバンバ川(ウルバンバがわ、スペイン語: Río Urubamba)は、ペルーを流れる河川でアマゾン川の源流の一つである。クスコ南東部のアンデス山脈に源流があり、このあたりはビルカノータ川(Rio Vilcanota)とも呼ばれる。
上流部沿岸にはシクアニ(Sicuani)、ウルコス(U...
オリャンタイタンボ
オリャンタイタンボ遺跡はピルカノータ・ウルバンバ川沿いの町ビサクの北方50kmのウルバンバ川支流パタカンチャ川が流れ込む谷間のオリャンタイタンボの町に存在する。川岸の平地と急な斜面に築かれた建築物はインカの都市建設の主な特徴を備えており、標高2846mにあるこ...
サクサイワマン
ペルーの南東部に位置するインカ帝国の古都クスコ市の北に立地する。同市はインカにおける聖なる動物ピューマをかたどって建設されたとする説があるが、この説に従えばサクサイワマンはピューマの頭に相当する。巨石を惜しみなく用いたインカ文明特有の堅固な石組みが階段...
プカ・プカラ
ケチュア語の「西:Puka Pukara」は「赤い要塞」の意味。赤みを帯びた石灰岩を用いているためこの名前があるが、インカ時代オリジナルの呼称は伝わっていない。水道が整備され、インカ独特の石組みによって外壁と見張り台・中庭が築かれている。石組みは、他のインカ関係の...